マルウエアに感染したかも?自分でできる対処方

マルウエアに感染したかも?と思ったら、まずは冷静さを保つことが大切です。また感染したからといってすぐに諦める必要はありません。

自分でもできる対処方

この記事では、マルウエアに感染したかもしれないときの対処法を紹介します。

デバイスをオフラインにする

お使いのデバイスをインターネットに繋がらない状態にします。インターネットに接続されていると、マルウエアが他のデバイスやサーバーに拡散したり悪意のある通信を行う可能性があります。そのため感染したと疑われるデバイスをすぐにネットワークから切断して、拡散の踏み台にされないようにましょう。Wi-Fiやモバイルデータをオフにするだけでなく、BluetoothやUSBなどの周辺機器も外してください。

原因を探る

インターネットを切断したときから、マルウエアを拡散する可能性は遮断されました。次は、原因を探ります。
マルウエアにはさまざまな種類があります。その中でも特に危険なものはランサムウェアと呼ばれるものです。原因を特定するために、概要を説明します。

ランサムウェアは、デバイス内のデータを暗号化してロックしますので、通常通りに使えなくなります。この場合、復元するために身代金を要求してくることがあります。身代金を払ってもデータが復元される保証はありませんし、犯罪者に個人情報を渡すことになりますので、ランサムウエアに感染したら、身代金は絶対に支払わないでください。
ランサムウェア以外のマルウエアに感染した場合は感染した原因や症状を調べてみましょう。例えば、不審なメールやWebサイトからダウンロードしたファイルやアプリが原因の場合が多くあります。感染した際の症状としては、広告が多く表示されたり、デバイスのパフォーマンスが低下したりすることがあります。マルウエアの種類を特定することで、適切な対策を取ることができますので、おかしくなった頃のことを思い出して原因を探ってみます。このときメモ書きにすると役立ちます

マルウエアを除去する方法

マルウエアを除去する方法は、デバイスやマルウエアの種類によって異なりますが、一般的には以下のような手順で行います。

セーフモードに起動する

セーフモードとは、最低限の機能だけでデバイスを起動するモードです。セーフモードでは、多くのマルウエアが動作しないため除去しやすくなります。セーフモードに起動する方法は、デバイスやOSのバージョンによって異なりますが、一般的には電源ボタンを長押ししてオプションメニューを表示し、「セーフモード」や「安全モード」などの項目を選択することで起動できます。

マルウエア対策ソフトを実行する

マルウエア対策ソフトとは、マルウエアを検出して除去するためのソフトウェアです。マルウエア対策ソフトは、インターネットからダウンロードすることができますが、感染したデバイスをオンラインにするのは危険です。そのため、別の安全なデバイスからダウンロードして、USBメモリなどの外部メディアに保存し、感染したデバイスに移すことをおすすめします。マルウエア対策ソフトは、信頼できるものを選ぶようにしましょう。有名なものでは、Windows DefenderやMacOSのXProtectなどがあります。
マルウエア対策ソフトをインストールしたら、実行してマルウエアのスキャンを行います。スキャンが完了したら、マルウエア対策ソフトが検出したマルウエアを除去します。除去が完了したら、デバイスを再起動して通常モードに戻します。

データのバックアップと復元を行う

マルウエアに感染した場合は、データのバックアップと復元を行うことが重要です。バックアップとは、データを別の場所にコピーして保存することです。復元とは、バックアップしたデータを元の場所に戻すことです。バックアップと復元を行うことで、データの損失や破損を防ぐことができます。バックアップと復元の方法は、デバイスやOSのバージョンによって異なりますが、一般的には以下のような手順で行います。

バックアップ先を選ぶ

バックアップ先とは、データを保存する場所です。バックアップ先には、外部メディアやクラウドサービスなどがあります。外部メディアとは、USBメモリや外付けハードドライブなどの物理的なメディアです。クラウドサービスとは、インターネット上にあるサーバーにデータを保存するサービスです。外部メディアとクラウドサービスの違いは、以下のようになります。

外部メディア
  • 利点:インターネットに接続しなくても利用できる
  • 欠点:紛失や故障のリスクがある
クラウドサービス
  • 利点:どこからでもアクセスできる
  • 欠点:インターネットに接続しなければならない

バックアップソフトを使う

バックアップソフトとは、データを自動的にバックアップするためのソフトウェアです。バックアップソフトは、インターネットからダウンロードすることができますが、感染したデバイスをオンラインにするのは危険です。そのため、別の安全なデバイスからダウンロードして、USBメモリなどの外部メディアに保存し、感染したデバイスに移す。

以上

最新情報などがあれば再度更新いたします。

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